沼を増やしかけた話について書き殴る

 

どんなテンションで書いてたか忘れるくらいの久しぶりな更新です。

こんだけの期間更新しなかったら色々あるわけで、結婚が決まりました。ジャニオタ13年選手27歳ついに結婚。うける!

 

さて、それはどうでもいい話で本題。

 

事の始まりは、こんなジャニオタを嫁にもらう決心をした私の婚約相手の一言である。

大阪に住んでいる彼は、私との初めてのデートに漫才劇場を選んだ。漫才劇場とはNGKの向かい側にある若手の劇場で毎日漫才やコントのライブが行われているところだ。

 

もう、お気づきだろうか。

 

沼isお笑い

 

やばい気がする。

 

とはいえ、お笑いは昔から大好きで新喜劇もNGKに何度も観に行ったし、漫才の番組は必ず見るし、M-1を観ないと年が越せないくらいの茶の間レベルではあった。

まあ、のちのちあんな事になるとは思ってもいない私は久しぶりのお笑いライブに心弾ませ席に着いた。

 

そして彼が私に

「ミキって知ってる?兄弟でやってんねんけどめっちゃ面白くて今日ミキ出るからチケット取ってん」と言った。

全てはここから始まったのである。

 

ミキ?知らん。今日やすともの漫才観れるのが嬉しい!くらいの返事をしたと思う。

 

漫才劇場のライブは5分刻みのタイムスケジュールで10組ほどのネタが見れて間にコーナーがあったり、新喜劇があったりと値段の割にすごく充実した内容でコスパがめちゃくちゃいい。

コスパがめちゃくちゃいい!(2回目)

 

ゲラなので終始笑いっぱなしでほんとにあっという間に時間が過ぎた。

そして終盤、軽快な出囃子とともに黄土色のスーツと緑色のスーツのコンビが出てきた。ちなみに出囃子は魔女の宅急便に使われているルージュの伝言である。

 

ミキの漫才は正統派しゃべくり漫才で、めちゃくちゃテンポが良くて間が絶妙で見ていて気持ちのいいスピードで進む漫才だった。

もうこの時点で既に、好き…これはドツボの漫才…好き…となっていた。大好きなやすともの漫才も面白かったけど、もうその日の記憶はミキのカレーパンマンのネタで頭がいっぱいだった私は「ミキめっちゃ面白かった……」と語彙力低めな言葉で彼に伝えることしか出来なかった。

な!な!おもろいやろ!ってめちゃくちゃ喜んでたけど。

 

あー。これなんか知ってる。この感覚知ってる。私がエイトに惹きこまれた時と同じ感覚がする。13年前のこの感覚…思い出す…。

 

私はコント漫才があんまり好きじゃなくて、ミキがコント漫才してたら何とも思わなかったと思うし、ただのしゃべくり漫才だけだったとしてもここまで興味が湧くこともなかったと思う。

 

「兄弟のしゃべくり漫才

 

という私の好きなもの詰め込みまくったのが、ミキだった。中川家も一緒だろって?中川家ももちろん好き!めちゃくちゃ好き!でも、もうひとつ私の心を掴むものがミキにはあって。

 

兄弟がめちゃくちゃ仲良い…。

 

兄弟のように仲良いグループを見てきた私にはもうたまらん要素。多分エイトのわちゃわちゃ好きな人ってこういうの好きやろ…ってなるくらい、2人でずっとわちゃわちゃしているのだ。

ミキは舞台でも漫才しながら2人で笑いあって、それがめちゃくちゃ楽しそうで、それを見て笑ってしまう。アドリブをめちゃくちゃ楽しむ漫才師である。

これエイトも一緒やん?そんなん好きやん私。楽しそうな人たち見て笑うんめっちゃ好きやん?ほんだらミキも好きなん当たり前やん?

 

沼に落ちるのはいつだって突然のことで、13年前だってほんとに突然エイトを好きになった。きっかけは多分至る所に落ちていて、出会うか出会わないか、他者によって出会わされるかだと思う。今回は出会わされるカタチとなったが、落ちたのは自分だ。早々に好きを認めた。

 

そうなればオタクの血が騒ぐというか、ここからがジャニオタ13年選手の腕の見せ所というか。エイト一本、すばるくん一筋で生きてきたこのジャニオタ人生。すばるくんに対して余裕が出来た今(前の記事参照)1個くらい沼が増えたってなんてことないわ!って気持ちで命綱無しで沼に飛び込む覚悟を決めた。

 

好きになったら今までの諸々を見たいし知りたいし他の漫才も見たい。落ちた沼の水を全て吸い尽くす勢いで臨んだのである。

ミキは結成して5年。ジャニーズでいうと5周年で落ちたようなもん。遡るのはまあまあの時間と体力と財力が必要だな…と瞬時に判断するジャニオタ。でもそんなのは承知の上で沼ダイビングを決めてる私には何の障害でもない!

 

と、思っていたのに。沼の底は意外とすぐに現れた。圧倒的に情報量、提供が少ない。動画を漁っても漫才を見てもすぐに同じものにたどり着く。ジャニーズに比べたらミキの沼にある水なんてスプーンひと匙くらいだ。ぺろりで終了。

稼いだお金を握りしめて…使ったのは大阪チャンネルへの課金とチケットよしもとのプレミアムメンバー年会費だけ。なんてリーズナブルな…買わせて!!!お金払わせて!!!!

テレビに出たってネタ1本にトークが数分。たったこれだけの放送だってチェックしても満たされない。知名度うんぬんはもちろん、地方に住んでいる私の目の前にローカルの壁が立ちはだかる。

でも唯一、ジャニーズと違って良い点はSNSの発信があること。プライベートだったりリアルタイムのミキを見せてくれるありがたさ。他の芸人さんがミキをSNSに載せてくれるものもあって毎日今日のミキは何かないかなと細々と供給を待った。

それでもやっぱり色々動画やエピソードをかき集めても沼の水は少なかった。今まで潜っていたジャニーズの沼は広くて深くてたくさんの人が沼に潜んでいて、欲しいものは全て揃っている快適な沼だったんだと初めて知った。需要に対して供給が足りないってこんなにも寂しいんだと実感した。ありがとうジャニオタ…。

 

 

いきなり話は変わるけどみなさん、エイトのひなりょは大好物ですよね?ね?

 

私がミキを見ていて、いやいやリアルひなりょやん…と頭を抱えることが何度もあった。これを伝えたくてブログを書いたようなもんなので、違うやろと思っても見逃してください。

 

りょんちゃんに甘々で面倒みてるヒナちゃん

ヒナちゃんが何とかしてくれると思ってるりょんちゃん

 

まさにこれ…ミキはまるでリアルひなりょ…

 

兄、昴生(こうせい)31歳

弟、亜生(あせい)29歳

 

兄弟だけど相方でもあるから関係はなあなあかと思いきや、バリバリの上下関係はある。弟の亜生が兄の昴生に向かって「お前」なんていうと昴生は漫才中でもロケ中でも「お前って言うたやろ」って注意する。それに対して秒で謝る弟、亜生

 

そして、ヒナちゃんが何とかしてくれると思っているりょんちゃんみたいに、亜生はお兄ちゃんが何とかしてくれると思いまくってるし、りょんちゃんのお世話をしてるヒナちゃんみたいに、昴生もなんだかんだ亜生の面倒を見まくっているのだ。

「兄ちゃん何とかしてくれ」とか「褒めてよ!兄ちゃん!」とか「兄ちゃん助けてくれ」とか平気で言っちゃうのが亜生

「僕におんぶにだっこです」とか「亜生は俺じゃないとアカンなと思った」とか「亜生の人生を背負ってる」とか平気で言っちゃうのが昴生

 

深イイ話でミキの密着があった際、亜生が「兄ちゃんは僕が責められてる時に守ってくれる」って言っていた。

 

知らない人は、もう29歳の成人男性が何言ってるん?って思うかもしれない。でもこれが本当に日常で行われてるからミキって恐ろしい。

番組で亜生が先輩に言い返している時に軽く腕を掴んで制止したり、一歩前に出て亜生を自分の後ろにグッと隠したりする。多分ずっとこうやって生きてきたんだなあ…と思うと心臓が痛い。

また、その密着で昴生は「何がかは分からないですけど、やっぱり可愛いですよ弟なんで」って言う。

 

あーもう完敗…好き…

 

あ、このブログのタイトル「沼を増やしかけた話について」なんですけど、もう自分でもズブ沼やと思ってるけど、好きやけど、色々考えて決めました。

 

「ミキがM-1で優勝したら沼行き」

 

2017年のM-1ほんとにめちゃくちゃめちゃくちゃ悔しかった。そういえばお笑いをこんなに緊張して手汗を滲ませて見たの初めてだった。もし優勝してたらもっとみんなにミキを知ってもらえるチャンスが増えたし、あれもこれも…って思いが駆け巡った。

 

私は多分「売れてほしい」と思ったらもう好きなんだと思う。いや、今回のM-1の後やってたくさんミキを見るチャンスが増えて嬉しかったけど、3位でこれだけ。じゃあ優勝した時の嬉しさも知りたい!

 

来年以降ミキがM-1で優勝して「ミキが好きです」って言いたい。出たww新規wwって言われたい。ジャニオタ界でいう「永遠の新規」になりたい。

 

昴生M-1について「M-1は僕たちがこれから10年20年、漫才を続けていくために絶対に取らないといけないもの」って言っていた。私も10年20年ミキの漫才見たいから絶対にM-1取ってほしい。そこから始まるから!私が!!お金をどんどんミキに落として行きたい!!!

 

あ、でもミキに会いたいとか写真撮りたいとか出待ちしたいとかって全然思わないから私は生粋のジャニオタやなあと再確認しました!

舞台の上で輝く人が好きです!

 

以上!みんな兄弟でんぱ聴いて!