すばるくんについて書き殴る

 

私は、すばるくんの武器が1つ増えたと思っている。

 

2016-2017のツアー「関ジャニ∞'sエイターテインメント」が1/15にファイナルを迎えた。去年の元気が出るライブのオーラスの記憶がやっと塗り替えられて自分の中で2年分のツアーを締めくくった。そして、このエイタメ(めんどくさいから略します)は私にとって一つの区切りとして一生記憶に残るんじゃないかと思うツアーだった。

 

「 区切り」という言葉を使えば何だか終わったように聞こえる。でも、何となくそれがぴったりな言葉なように思えて。もし、すばる担を降りるとすればこのツアーだなと思う。きっかけはいつだって突然訪れる。私だってこのツアーに入るまで、すばるくんがこんなにモニター越しにファンサして人を殺していくなんて思ってもいなかったんだから。

 

こんな風に書くとあたかも担降りするかのようだけど、そんなことは1mmもなくて今まで見たことがないようなすばるくんを見れて最高に興奮したし、す担がファンサで倒れていく光景を見て心からワクワクした。

 

ファンサで死ぬって本当なんだなと初めて思い知った。エイタメでのすばるくんはモニターに抜かれるタイミングで超絶かっこいい角度からカメラ目線を確実にキメてきたのだ。関ジャニ∞クロニクルのイケメンカメラ目線なんて比じゃない。

すばるくんが抜かれる度に360°の客席からギィイィイヤァアァアアァァア〜〜〜〜!!!!という悲鳴に近い叫びが聞こえる。あれ?今日入ってる人全員す担かな?と思うほどの歓声だ。東京で私的初日を迎えた時はそんなすばるくんにびっくりして気付けばライブが終わっていたような感覚。すばるくんをずっと見てたはずなのに、あれはすばるくんじゃなかったのかも…という変な気持ちを覚えた。まあ、でも私も例に漏れずカメラ目線のモニターを見ては「うぅうぅんんんぬぅぅう……っ!!」と仰け反り、しっかりすばるくんに殺された。最高の気分だった。

数回入らせてもらったエイタメ。入れば入るほど楽しくて、嬉しくて、幸せで。その気持ちのままオーラスを迎えて、すごくスッキリした。

 

何故、このツアーでそんな気持ちになったのか。

すばるくんの幸せだけをひたすらに願って、歌ってるすばるくんがただただ幸せでいて欲しくて、自分の楽しいとか嬉しいとかはきっと二の次だった今までの私が、このツアーでフロートに乗ってずっとずっとずっとずっと笑って自分のファンに手を振っているすばるくんと、すばるくんに手を振られて崩れ落ちて泣いてるす担を見て「すばるくんがみんなを幸せにしてるわ……」と気付いたのだ。いつの間にか立場が逆転してるような気持ちになった。

いや、今までだってすばるくんが生きてて歌ってて笑ってる姿を見るだけで十分す担として幸せだったし、今だってそう思っている。だから、そんな風に思ってたすばるくんにまさか手を振られるなんて思ってもいないし、きっと私だったら正気で居られる自信はない。多分、死ぬ。良かった、すごく天井で。

 

 

「俺みたいなんを受け入れてくれて嬉しいです。愛想ないし、ライヴやってても他のメンバーみたいに、ニコニコ手を振るわけやないし、ってこれもな、ちょっと弁解させてもらうと、歌を唄うのに必死やっただけやねんけど(笑)」と言っていたすばるくんが私の心の中にずっといて、そんなすばるくんをずっと見てきたからこそ、このツアーでのすばるくんがとても新鮮だったし、私の知らないすばるくんだった。

 私も弁解するけど、どんなカタチだってファンサだと思ってるし、手を振る,指をさす,団扇に反応することだけがファンサじゃない。すばるくんは目に見える反応だけをファンサと思ってるからこうやって言ったのかな。だけど、す担から本当に宗教みたいなこと言わせてもらうと「生きてるだけでファンサ」は本気で思ってる。今でも。多分これからもずっと。そうやって生きてきたんだから、すばるくんが自分のファンに手を振る、客席に降りて触られまくる世界になっているとしても私の中で「生きてるだけでファンサ」という考えが簡単に変わる訳がない。

 

カメラ目線だって、キメ顔の角度だってこのツアーでやろうと決めてやったのか、突然思いついたのかは知るよしもないけど、大成功だと思う。だって京セラですばるくんの団扇がsold outだったから。

分かる。だっていくら他担でもあれだけモニター越しにファンサされたら一発KO沼の底一直線だよね分かる。そりゃ帰りに団扇でも買おうかってなるよね分かる。グッズ売り場のすばるくん団扇に貼られたsold outが嬉しくて誇らしくて、買うわけでもないのにグッズ売り場から離れたくなかった。

また次のツアーでそんなすばるくんを見れるかは分からないけど、武器が増えたすばるくんは強い。今までのすばるくんの武器はもちろん歌で、歌しかないと言っていたその武器は本当に本当に強くて、きっとその武器だけでも一生戦い続けられると思う。負けないと思う。

でもここで、すばるくんは新しい武器を手にした。その武器は思ったより殺傷能力が高くて、キラキラしてて、そしてみんなを幸せにする。

一刀流だったすばるくんが二刀流になった。いや、今回のツアーでは苦手だとずっと言っているダンスだって我武者羅に踊っていた。きっと今までなら踊らなかったであろう、小島に別れてのキン男。他のメンバーが踊らずに手を振っていても、毎回しっかり踊るすばるくんを見て「イャヤァアァアアァァアすばるくん踊ってるぅううぅうううっう…ウッ…」と毎回新鮮に驚いた。当たり前と言われたらそうなんだけれど、私にとったら革命だ。

こんなもん三刀流じゃないか。ゾロかよ。

いやいや、それにMCだってキレッキレだった。みんな大好き忙しおじさんの面白さは本当に天才だったし、音楽でいうと横山くんとのユニットでは今までのすばるくんの作る曲とは違う雰囲気の作曲もして、武器のひとつでもあるブルースハープも吹いて。

 

すばるくんはもう全身が武器だよ。降参。

 

 

すばるくんは生きてるだけでファンサだなんてそんな甘っちょろい考えしている時点でもう今の私は、すばるくんに置いていかれてると思ってる。私が生きてるだけでいいと思っているすばるくんは、もう何だって出来るんだから。出来ないことなんか、椎茸が食べられないくらいなんじゃない?

知らない間に変わってたとか、私の知らないすばるくんだとか、そんなの自分の言い訳に過ぎない。知ろうとしてないだけだったんだろう。ガチガチのす担として生きすぎてた。自分の中に作り上げた今まで見てきたすばるくん(まあ多分ほんとにそのまんまだったと思うけど)の印象が強すぎて、突然の新しい武器に慄いていただけだったんだと思った。

ツアーが終わって発売された、なぐりガキBEATの新年会を見て更に強く思った。(この新年会の話何回もしてるけど本当に本当に本当に最高だからみんな見てほしい)

 

新年会ですばるくんは、悔しいって言ってて。

元気が出るライブの時にも、挨拶で悔しいと言って泣いていた姿が私の脳裏に焼き付いて離れなくて、その言葉を聞いたら その時のすばるくんの表情とか私の気持ちとか全部全部一気に思い出した。

すばるくんの「悔しい」って言葉は私にはつらくて重たくて本当は聞きたくない。聞きたくないからすばるくんは満たされていて欲しいし、悔しい思いなんてさせたくないと思ってしまうのだ。でも、何となくだけどきっとすばるくんはこの先ずっと「悔しい」とか「まだまだ」と思ったり、そんな風に言い続けるんじゃないかなとも思う。変な言い方だけど、多分すばるくんの中に限界は無いし、きっとどこまでやっても満足もしないと思う。でも、だから好きになった。私の好きなすばるくんだ。すばるくんのそんな考え方が大好きだ。なのに、悔しいと言う言葉にはめっぽう弱い。矛盾しているうえにセンチメンタルす担ですみません。すばるくん幸せでいて!!!!

 

そして、新年会でのすばるくんの言葉「それぞれが自分の中で革命を起こしていかないと。それぞれが一歩変わろうと踏み出していけば全員が歩み寄ればもっともっと見えてくるものがあると思う」

 

これが、エイタメでのすばるくんの答えだと思う。

「すばるくんが変わった」って思って良かったんだと思えたし、色々抱えてたドロドロした気持ちがスッと消えた。スッと消えて、新しい気持ちがポッと湧いた。エイトを好きになった頃と同じような心からワクワクするような感覚。

「変わる」って怖くて、どこか寂しくて、慣れなくて、昔と比べたりして、ついて行けなくなることだってあると思う。それも間違いじゃないし、人それぞれ思うことがあって正解。でも思い切って一歩踏み出してみれば案外、どうってことないかもしれない。先の未来って見えないから、楽しい。

 

象の「その足で踏み出せ!世界は変わる!」ってすごい歌詞だ。このフレーズを歌うすばるくんはすごい気迫に満ちていて、圧倒された。今思えば、すばるくん自身に言い聞かせるようだったなと。強い想いがあってのエイタメだったんだなあ。だからジャニーズエンターテイメントはやめられない。

 

一歩踏み出したすばるくんの先には何が待ってるんやろう。どんな世界が広がって、何が見えてくるんやろう。考えただけでワクワクする。

もう迷いも弱さもないすばるくんの背中は頼もしくて、私たちがいつまでも振り返ったり戸惑ったりしてモタモタしてる間にもたくさん武器を身につけ、振り返りもせずにどんどん進んでいくんだろう。私も、エイトと一歩踏み出して一緒に未来の景色が見たい。だから、ついていく。

 

区切りだ!今までの重たいドロドロした気持ちに区切りをつけて、また1から す担やる。

 

すばるくん、やっぱり好きだ!これから、春も!夏も!秋も!冬も!きっと終わりのない、すばるくんが満足するその日まで、ずっと大好きだ!

 

 

(寝ぼけて下書きのまま2回も公開してしまった…深夜と朝のクソ重ブログ作成はよくない)