SNSについて書き殴る

 

学生時代にTwitterをやってなくて良かった。

 

と、ことあるごとに思う。

今の時代,高校生は当たり前に中学生、小学生でさえもスマホを持っている時代。私が中学生のころガラケーを持っている子は少なく、メールと言えば自宅のパソコンからだった。高校に上がると自分の携帯を持っていたがガラケーが主流だったし、Twitterをしている人もごく僅かだったように思う。

 

社会人になりスマホを持ち、そしてTwitterを始めた。ジャニオタ専用のアカウントで日々リアルタイムで入ってくる情報。

起きてさえいればツアーの発表だってシングルの発表だって新聞より早く、朝のニュースより早く情報を得ることが出来るのだ。

なんて便利なツール…と思いつつ、これが学生時代に無くて良かったと思ったのだ。

 

私が中学、高校時代にエイトの情報を得る手段も確かにネットだった。しかし、mixiや掲示板、ファンの方のブログが主でたくさんのサイトを飛び回り情報を得ていた。

だからリアルタイムではなく「知れたらいい」くらいのスタンスでオタクを続けてこれたんだと思う。

 

じゃあ今このTwitterでリアルタイムの情報が溢れまくっている時代に私が学生だったら。知りたい情報、知りたくない情報、知らなくてもいい情報、嘘の情報、これらを上手に見分け、うまくTwitterを使いこなすことが出来なかっただろう。見境無く情報を得て、ありもしないことを信じて心配したり、無駄に期待したり、勉強もせずにロクな人間になっていなかったと断言できる。

しかしもう大人である。良いか悪いかの判断、人を疑うこと、SNSの怖さ、発言の責任等々弁えてTwitterを使っているつもりだ。

百聞は一見に如かず、というように根本的には自分が見た聞いたこと以外は絶対ではないと思っている。だからどんな情報でも気軽に見ることが出来る。だから大人になってTwitterを始めたのは丁度良かったと思うのだ。

 

 

若い子たちのTwitterアカウントを見ると、正直不安だ。平気で顔を晒していたり、あり得ない情報を信じていたり、突然びっくりするようなリプを他人に飛ばしていたり。

モラルは無いのか…マナーと言うか、受取手の気持ちを考えたことはないのか…と心配になる。チケットのやりとりもきっと何も疑わないでするんやろうな…と思う。

だから、詐欺にあったと嘆くツイートを見るたびに可哀想だが、高い勉強代だな…と思ってしまうのだ。手軽にたくさん情報が入ってくる情報社会の時代に生まれたからこそ、しっかり勉強するべきだと声を大にして言いたい。

 

うるせぇババア!とキレられそうだが、Twitterを使うなとも情報を得るなとも言わない、楽しく使う分には全然構わないけど1回失敗するとネットって残るからね。君たちが大きくなって、もしジャニオタを卒業してたって一度ネットの海に放流したログは一生残って黒歴史としてまた突然目の前に現れるかも知れない。

 

黒歴史

 

実はそれが一番、私の学生時代にTwitterが無くて良かったと思う理由なのだ。

高校時代のノートなんて酷いものだった。書き綴られた「渋谷すばる」の文字。きっと高校時代、自分の名前よりもたくさん書いた自信がある。もちろんプリクラの落書きも、懐かしのプリ帳も、友達とのメールも、手紙すべて今思い出しても赤面通り越して顔面蒼白、白目必至の黒歴史のようなジャニヲタだった。こんなジャニヲタがTwitterなんてやってたら毎日気持ちの悪いポエムを書き綴っていたに違いない。RTされたり、スクショされてこっそり笑われるなんて考えるだけでゾッとする。人の目に晒されることのない程度の黒歴史で良かった。全部捨てりゃ問題ない。

 

今でも滾った夜中にこっそりメンヘラBBAのポエマーが降臨してしまうことがある。大人になって黒歴史を作り、中年になって白目を剥くような思いをしないように気をつけよう…と結局自分に言い聞かせるブログ。